生産体制

梅田工業では、自社製生産管理システム F.P.I.sysを利用し、
業務に必要な情報を徹底的に「見える化」することで、
生産管理専任を配置せず、各部課長が生産管理業務を兼任しています。
また、経営戦略会議の直下に品質管理責任者と、
環境管理責任者を配置することで、役員が品質や環境の問題を即座に察知・対応できる体制をとっています。

生産管理

受注処理

電子受注の自動取込、EXCELの一括取込を用いて、入力ミスの軽減・短時間化に努めています。 一度の注文数が数百件となった場合でも、リピート品であれば最短1~2時間で着工指示することが 可能です。

資材管理

受注処理と同時に購買担当者へ材料の使用情報が展開されます。 どの材料を、いつ・いくつ使用するのか、不足日がいつなのか視覚的に分かり易い時系列で表示し、 適正量を早急に手配できるようにしています。

製造指示

受注処理後、指示書を初回製品とリピート製品に振り分けをします。 初回製品はプログラムを作成するために設計部へ、リピート製品は直接現場に流れるようにし、 無駄な流れによるロスを排除して、受注後すぐに着工指示ができるようにしています。

製造管理

現場には、各セクションごとにPC端末を設置し、1ヶ月間の負荷情報と直近の 仕事内容が一目で確認できるようにしています。こうした先1ヶ月の 負荷情報を元に各現場長が中心となって生産調整・人員の配置等を行います。 また、直近の仕事内容には、特急品情報、着工可能情報が表示されているため、 作業者自身で次の仕事の優先を判断できるようにしています。

外注管理

外注管理では、システムにより協力会社の 定期便に合わせて製造スケジュールが自動的に組まれます。 これにより、工場内での品物の滞留を防ぎ、効率のよい生産を行うようにしています。 また、受入時にはハンディーターミナルを利用して一括で受入情報を登録できるようにし、 どの発注分が、いつ・いくつ納入されたのか明確にしています。
梅田工業株式会社

出荷管理

梅田工業株式会社
最終工程の出荷では、直近7日の納品すべき情報が一目で確認できるようにしています。現在、出荷が可能な状態か、どの工程まで進んでいるのかなどの情報を表示し、納期遵守を徹底しています。また、外注管理と同様、出荷時にもハンディーターミナルを利用して、どの受注分をいつ・いくつ出荷したのかを明確にし、納期遅れが発生しないよう管理しています。